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サン マウリツィオ教会と考古学博物館 ミラノ市内観光  [イタリア2015]
サン マウリツィオ教会と考古学博物館

「ミラノの歴史地区の中心」とか書かれている看板がある通りに面した教会。内部の壁全面が16世紀のフレスコ画で覆われている。女子修道院が併設されていたため、祭壇のテーマは聖母マリアで、堂内はキリストの受難と、それを見守る聖母というテーマが「これでもか」と強調されています。

サン マウリツィオ教会と考古学博物館
サン マウリツィオ教会と考古学博物館
祭壇に向かって左手に、女子修道院で使われていたスペースへの通路があるのですが、これがちょうどヨハネがキリストの洗礼をしている隣が、サロメがヨハネの首を受け取っている画になっていて、その下に入口があり、続く部屋がキリストがゴルゴダの丘で処刑された画になっていて、そこを壁の向こう側にくぐったところの画は、いきなりキリストが「どどーん」と復活していて、ローマの兵士が驚いてひっくり返っているシーンになっていて笑えます。祭壇の裏側は、キリストの逮捕から磔刑まで何シーンかに分けて描かれていて、くぐってきた入口がちょうどキリスト復活の場面になっているという念の入れ方です。
その反対側の壁面上部にも、同じキリスト磔刑図が何シーンがひつこく描かれていて、その左右に3面を使ったノアの洪水の話があり、アダムとイブの話、イサクの生贄の話が書かれていますが、アダムとイブや、イサクの画に至っては、表現が稚拙の域に属していて、まあ苦笑いするしかないものです。

つい最近修復が終わって公開されたものらしい。
その横が考古学博物館になっていて、ミラノ市内から発掘された帝政ローマ時代の遺跡や、サルディーニャの先住民の遺跡や、ギリシャ、エトルリア、さらにはローマ帝国を滅ぼした蛮族の遺物の展示になっているのですが、特筆すべきはこの修道院の裏庭に建っている二つの塔は、なんと帝政ローマ時代にミラノにつくられた競技場の、レースのスタート地点に立っていた塔と、市を囲む城壁にくっついていた塔であったということが、ムッソリーニ時代の調査で判明したということです。
サン マウリツィオ教会と考古学博物館
それが残ってるんです。すごい遺物です。レースのスタート地点に立っていた塔のほうは、さっきのサン マウリツィオ教会の建物にくっついていて、鐘楼として改造されています。

サン マウリツィオ教会と考古学博物館
サン マウリツィオ教会と考古学博物館サンフランチェスコ
城壁の塔のほうには、階段が整備されていて入ることができます。中には何人かの聖人像が書かれているのですが、その中にサンフランチェスコがいるので、この絵が13世紀以後のものであることが分かります。
なかなか充実した展示と、ローマ時代の塔を絡めた立体的な展示で、満足感が高いです。
でもこの後ヴェローナに移動してアレーナでオペラを観たら、こっちのほうがモノホンが残っていてすごいわけで・・・

サン マウリツィオ教会と考古学博物館サン マウリツィオ教会
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