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イタリア旅行記 健康・医療・美容・生活

イタリア旅行記 きょうの健康・医療・美容・生活
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ボストン交響楽団演奏会 マーラー「交響曲第6番」 スカラ座 「悲劇的」という名の付いた軽躁 マーラーをお腹いっぱいいただきました。ごっつぁんです! [イタリア2015]
ボストン交響楽団演奏会 マーラー「交響曲第6番」 スカラ座

今年は万博があるので、ふだんは働いていない夏のスカラ座でコンサートやオペラがたくさんあります。感心なことだと思っていると、何のことはない、ザルツブルグ音楽祭やルガーノの音楽祭でもおんなじ演目をやっているわけで、要するに巡業なわけです。
この曲を生で聴くのは22年ぶりです。スカラ座でのこういうコンサートは初めてですが、オーケストラボックスの位置そのままという近い位置で、最大編成のオケが乗ってます。ハープの音までかなり近くに飛んできます。
これで、この歌が入ってなくて、ほとんどソロっぽいところが限られていて、フル演奏が連続する曲をやるんですからすごいです。これは、後期ロマン派の器楽曲として、ある極みに達している曲と言えるでしょう。それを中だるみなく(多少はありますが)、どんどん紡いでいきます。
特にブラスが、「これでもか」と咆吼します。弦もアンサンブルを揃えて、豊かな響きを出しています。
指揮のアンドリス・ネルソンズは順調にキャリアを重ねている2メートルの大男で、曲の表情にあわせて身体を目一杯かがめたり伸ばしたりして、ぐいぐいオケを引っ張ります。ほとんど指揮台の上で踊ってます。えらい大げさです。
第1楽章から、すごく「楽しい」感じです。3楽章もよかったー。4楽章はパーカッションの3人が舞台を出たり入ったりしてカウベルや鐘を鳴らしたり大忙しです。ハンマーは舞台上でやっています。
まあ、聞いていて思ったのは、「この曲は若い人が聞くべきものだな」と。
痛々しいまでに、溌剌さを強調していると思います。ムリがあります。マーラーのそういう心理が、音楽から透けて見えてくるように思うんです。
アメリカの明るい金管楽器が容赦なく吼えているのを聞くと、そういう思いを強くしてしまいます。音の表面は表題と真逆の明るさに支配されていて、その裏は不安が支配しているような・・・
そういう構造の二重性を、でも楽しく演奏しているように思いました。とにかくサーカスを見ているかのようにおもしろかったです。
| - | 22:02 | - | - | pookmark |