SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

イタリア旅行記 健康・医療・美容・生活

イタリア旅行記 きょうの健康・医療・美容・生活
<< ボストン交響楽団演奏会 マーラー「交響曲第6番」 スカラ座 「悲劇的」という名の付いた軽躁 マーラーをお腹いっぱいいただきました。ごっつぁんです! [イタリア2015] | main | サン マウリツィオ教会と考古学博物館 ミラノ市内観光  [イタリア2015] >>
「ラ・ボエーム」 ドゥダメル指揮 シモン・ボリバル交響楽団 スカラ座 巨匠ゼッフィレッリの演出に酔う [イタリア2015]
「ラ・ボエーム」 ドゥダメル指揮 シモン・ボリバリ交響楽団

ベネズエラの音楽教育の精華、シモン・ボリバル交響楽団がスカラ座に登場。平土間の真ん中くらいまでオーケストラになってるのかなと思ったら、ちゃんとオーケストラボックスに収まっていました。不思議だ。
8月から何回かやってこの日が最後の公演なんですが、何回か見に行った人の話によると、去年の来日の時に指摘されたように、最初の頃は歌手の歌と演奏が合ってなくて、歌いづらそうだったらしいのですが、回数をやるとだいぶこなれて、ましになってきているのだそうです。それでもやっぱりギクシャクしてる感じはあります。
ラモン・ヴァルガスって人は、背が低いんですね。ドゥダ坊とおなじくらいだ。ミミのアイリーン・ペレスもよかったと思いますよ。
ムゼッタがエンジェル・ブルーという黒人女性で、かなり格好良かった。
演奏は、さすがシモン・ボリバルと思わせるキレの良さは随所にありました。あと、音は意識的にかなり絞ってるんじゃないでしょうか。幕切れのミミが死ぬところだけ大音量でやってましたが、他はそんなでもなかったです。

わたしはこの演出、最初にウィーンで22年前に観て、度肝を抜かれました。もうびっくりです。カラヤンの映画は、アップが多くてこの演出の凄さをちゃんと伝えてません。METが来日公演でこの舞台を持って来ていましたが、日本の舞台にあわせて縮めているだけじゃなくて、なんかずいぶん変えてませんかね、特に1幕とか?
確かこの演出は、スカラ座とウィーン国立歌劇場の共同制作じゃなかったですか。今回観て、昔の感動が甦りました。このパリの町の賑わいを表現した2幕と、冬場の関所を舞台にした3幕はすごいですよ。究極の舞台演出と言えるでしょう。
なおかつ、人物に対する細かい振り付けもかなりしっかりしていて、活き活きした舞台になっていました。すばらしいと思います。これはまた観たい。本場はすごい!

あと、これを言っちゃあおしまいなんだけど、今回書いちゃうんだけど、いつもこのオペラを観るたびに思うのは、こんなカルチェラタンの貧乏学生や下層市民が貧乏すぎて死んでいく話を、タキシード着てワイン飲みながら観て泣くというのは、かなり趣味の悪い話なんじゃないでしょうかね。
まあだれが悪いのか知りませんが、プッチーニも罪作りなことで。

驚いたのは、幕間は1度だけ。2幕と4幕への転換は、客を客席に入れたまま、セーフティカーテンを降ろしたままトンカンやってます。それでも2幕への転換は5分程度だったのですが、4幕への転換はたっぷり15分はかかってました。なぜあの2階建て舞台への転換より、屋根裏部屋への転換に時間がかかるのか謎だ・・・

あとこの日の客はとてもマナーが悪かったです。曲が終わってないのに拍手するし。私の横のおばさんは、何語で話してるかさっぱりわからなかったのですが、ひょっとしてスペイン語? ひょっとしてベネズエラの人?

「ラ・ボエーム」 ドゥダメル指揮 シモン・ボリバリ交響楽団
| - | 22:05 | - | - | pookmark |